横浜ゴム　「CSRレポート2011」を発行

「CSRレポート2011」の表紙

横浜ゴム㈱は同社グループのＣＳＲ活動をまとめた「ＣＳＲレポート２０１１」を８月26日に発行した。　ウェブ版の「ＣＳＲレポート２０１１」は８月29日に同社ＨＰの「ＣＳＲ（環境・社会）活動」に掲載する。冊子版のＰＤＦも同サイトからダウンロードが可能となっている。

　同社グループは「社会からゆるぎない信頼を得ている地球貢献企業になる」ことをＣＳＲ経営ビジョンに据えている。２０１０年度はこれを具現化するため、ＳＲ（社会的責任）の国際規格であるＩＳＯ２６０００の７つの中核主題をもとに「環境経営の推進」「安全健康な職場環境」「製品・サービスの安全と品質」「人権・労働慣行」「取引先との信頼関係」「ステークホルダーコミュニケーション」「コーポレートガバナンスとコンプライアンス」の７つを同社グループが取り組むべき重点課題として設定した。

　冊子版では、各課題への取り組み方針、具体的活動、目指す姿と現状などを明記するとともに、具体的活動の中から特に読者に伝えたい活動を７つの特集として紹介した。　併せて現場の声や様々なステークホルダーの意見を多数掲載し、同社グループの活動をより客観的な視点から理解できるように工夫した。そのほか、社長メッセージ、ＣＳＲへの考え方や推進体制、第三者意見などを掲載した。

　ウェブ版はＧＲＩガイドラインを参考に網羅性を重視し、「環境関連」「社会関連」の詳細データや「工場・関連会社のＣＳＲレポート」など冊子にない情報も公開している。なお英語版「ＣＳＲレポート２０１１」は冊子、ウェブ版ともに９月に発行する予定。