竹原ゴム加工 小分け計量の新工場が稼働

2013年11月18日

ゴムタイムス社

24時間操業で自動化を実現

 ㈱竹原ゴム加工(岐阜県中津川市・中島竜二社長)は同社の近隣に建坪6百坪の全自動計量工場「薬品倉庫・計量センター第2倉庫」を建設し、10月15日から本格的に稼働を開始したと発表した。新工場は小分け計量を行う専門工場となり、24時間稼働で精度が良く、重量ベースで約6割は自動化を実現した。新工場内には、約2000個の自動ラック倉庫を完備しており、今回の投資額は約7億円となる。ここ数年同社の小分け計量の需要は、支給材料および自己調達品の小分け計量作業の請負などが増加している。また、従来の薬品計量は人海戦術中心だったため、今回の新工場建設は作業の効率化やスピードの向上、自動計量による作業環境の改善にもつながるとのこと。同社の中島竜二社長は「ゴム業界のニーズを確実につかみながら、塗料や薬品などの異業種のニーズにも対応していきたい。最近では、計量のOEMの需要も増えてきている」と述べている。

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