東海ゴム工業は13日、2014年3月期第2四半期連結決算に関して、ゴム専門紙向けの説明会を開催した。
出席したのは、前田裕久常務執行役員経理部門・情報システム部門担当、有賀雄一経理部長IFRS推進室長、松原敏秋経理部IR室室長。
売上高は1745億100万円で、前年同期に比べ417億1700万円増加した。
このうち、300億円弱がM&Aにより買収・子会社化した企業によるもので、さらに円安効果が100億円以上あったため、実質的には前年並みとなった。
営業利益は46億6600万円で同3億6600万円減少した。既存事業は大幅な増益になったものの、M&A企業が赤字であることと、のれんを8億円計上したことが響いた。ただ当初公表した営業利益40億円は達成している。
経常利益は32億9100万円で、同16億3000万円の減益となったが、当初公表した30億円には到達している。M&A企業に高金利の借入があるため、利息負担が嵩んだ。
四半期純利益は14億1700万円で、前年同期からほぼ半減した。これはタイ子会社の配当源泉税の引当、インドネシアやインドなど新規進出の操業赤字などが主な要因。