原材料コストと円安が収益に寄与
◆ブリヂストン
ブリヂストンの13年12月期第3四半期連結決算は、売上高2兆6060億5600万円、前年同期比17・1%増、営業利益3189億2800万円、同56・1%増、経常利益3101億6100万円、同57・6%増と増収増益となった。当期純利益は1958億5800万円、同69・0%増。
営業利益は減益要因である売値MIX・数量他で674億円、減価償却費で20億円、販管費10億円に対し、増益要因である天然ゴムをはじめとする原材料、素材価格の下落で850億円、為替円安で890億円、戦略商品の販売増加で110億円が寄与し、合計では対前年比1146億円の大幅な増益となった。