豊田合成は20日、愛知県稲沢市に所在する同社の平和町工場で19日に、近隣の小学生を対象に「エコ体験学習」を実施したと発表した。
この体験学習は、同社が取組んでいる「エコ先端工場づくり」の一環として2011年より実施しており、地元小学生を工場へ招き、LEDに関する学習や工作・将来、工場へ植樹するためのどんぐりの種の鉢植えなど実際の体験を通じ楽しみながら子供達の環境意識の向上を図るもの。
また、近隣河川(須ケ谷川)の水質浄化をねらいとしたEM菌を混ぜて作った「EM団子」も川へ投入した。今年は7月8日、10月8日、10月22日・23日、11月12日、20日に同内容で他小学校(総勢約190名)へも実施している。
当日の参加者は、稲沢市立六輪小学校5年生の32名。LED子供教室では、環境学習として環境意識向上のための地球環境や省エネについての講義、省エネ実験として手動発電機を使った白熱電球/蛍光灯/LED電球のエネルギー効率の比較体験、ものづくり体験としてLEDとペットボトルを使った工作を行った。平和町工場取組み紹介では、自然エネルギー活用の取組みとして太陽光発電、風力発電、LED照明、エネルギーモニターを、クリーンエネルギー活用の取組みとしてコージェネレーションシステムを、暑熱対策の取組みとして冷えルーフ、屋根断熱塗装、グリーンカーテンをそれぞれ紹介した。その他体験活動として、近隣河川(須ヶ谷川)へEM菌団子の投入を行う「EM団子投げ」、苗木センターでのどんぐりの種の鉢植えを行う「工場の森づくり」を実施した。
2013年11月21日