竹原ゴム加工は22日、東京材料と共同で、タイにフッ素ゴムならびにシリコーンゴム専門のコンパウンド会社を新設し、2014年夏をめどに操業を開始すると発表した。
生産能力は480トン/年を見込んでおり、資本金は9000万バーツ、アマタ・シティー工業団(ラヨーン県)地に建設される。
同社は設立理由を「タイは世界有数の自動車産業の集積地に成長し、今後は高機能なゴム部品の現地生産化がさらに加速すると見込まれる。このような情勢に対応し、高品質なコンパウンドを現地で供給する体制を整え、タイならびに周辺国のお客様のご要望に応えたい」としている。
〈新会社の概要〉
▽名称=TAKEHARA RUBBER(THAILAND)CO.,LTD.
▽事業内容=フッ素ゴムならびにシリコーンゴム・コンパウンド製造
▽設立=2013年10月(完了)
▽操業開始時期=2014年夏(予定)