【ホース特集】 横浜ゴム 海外での販売網構築に注力

2013年12月08日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムの上期(1―6月)のホース配管事業の売上高は、国内は減少したものの、海外が伸びたことで前年同期比8%増だった。
 建機向けを中心とした高圧ホース(BH)は、国内・海外ともに前年同期に比べ若干減少、自動車向けホースについては、パワーステアリングの電動化により国内は減少だったが、米国・タイは好調で2ケタ以上の伸びとなった。
 ただしBHについては、9、10月と建機生産の増加に伴い同社製品への需要が拡大しており、「下期は手ごたえを感じている」(同社)という。
 同社では、このように海外需要が拡大していることから、国内では生産体制を集約して効率化を図る一方、海外では生産拠点の拡充を進めている。
 具体的には、国内ではこれまで長野工場で金具、茨城工場でホースを製造し、平塚東工場でアセンブリを行っていたが、アセンブリ機能を長野工場に集約し、14年度中に長野と茨城の2拠点体制とする。

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