横浜ゴム 韓国クムホタイヤと提携で基本合意

2013年12月02日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは2日、11月29日に韓国のクムホタイヤと、タイヤに関する技術提携及び株式の持ち合いを前提とした資本提携の実施に向けて協議することで基本合意したと発表した。
 両社は、主に将来に向けたタイヤ関連技術の研究開発を共同で実施することにより、研究開発資源の共有と効率的な運用を通して、両社の競争力を強化することを目指し、共同での研究開発活動を強力に推進するため、技術交換契約を締結する予定。また、かかる技術提携を機に両社が相互に株式を持ち合う形での資本提携を行うことを予定している。技術交換の具体的な対象分野ならびに資本提携の具体的内容(株式取得の方法、規模、時期など)を含む本提携の詳細については、今後、両社で協議を進め、出来るだけ速やかに法的拘束力を有する正式契約の締結を目指すとしている。

 同社の2012年度の連結売上高は5597億円で、うちタイヤの売上高は4446億円。世界7ヶ国に12のタイヤ工場を持ち(建設中を除く)、従業員数は約2万人。

 クムホタイヤは1960年創業。韓国光州市に本社を置く、アシアナ航空などで構成される錦湖(クムホ)アシアナグループの中核企業。2012年度の連結売上高は4兆706億ウォンで、韓国・中国・ベトナムの3カ国に8つのタイヤ工場を持ち、従業員数は約1万1000人。

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