住友ゴム 新材料開発技術セミナー開催、化学薬品をバイオ材料に置換えて天然タイヤの壁克服

2013年12月09日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は3日、環境に配慮したタイヤ開発を促進する新材料開発技術の取り組みについて、都内でプレスセミナーを開催した。
 同社は長期ビジョン「VISION 2020」に基づき「タイヤが地球環境の為に貢献できること」をテーマに「原材料」「低燃費性」「省資源」の3つの方向性で環境配慮商品の開発に取り組んでいる。先ごろ開催された「東京モーターショー2013」では、世界初の100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ 100」の販売開始を発表。同時にタイヤの転がり抵抗を半減し、低燃費性能を追求した「50%転がり抵抗低減タイヤ」を出品した。また2日には、耐摩耗性能の向上により環境性能と経済性を両立した低燃費タイヤ「エナセーブ EC203」の発売を発表している。

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