東拓工業の上半期の需要動向は、公共事業関連で土木資材が厳しく、市況的には必ずしも良くなかったものの、積極的な販売活動により、工業用ホースは微増、太陽光関連分野で電設資材が順調に伸びた。
同社では、今年の2月に橋梁関連資材の需要増大に対応した沖縄の新工場が稼働を始めた。新工場の進捗状況については、「下半期に入り、工場はフル稼働状態が続いており、順調な生産体制になってきた。地産地消のもと、順調に橋梁関連資材を生産することで需要を伸ばしていき、今後は市場動向を踏まえた上で、将来は生産品種の拡大を進めていきたい」(同社)。
2013年12月15日