ブリヂストンは5日、フィリピン中部を11月8日に直撃した台風30号の被災地へ、救援車両用タイヤを日本赤十字社を通じて50本寄付すると発表した。
被災地のニーズを踏まえ、復興のために同社事業の特性を活かした支援活動が必要であると考え、救援車両用タイヤの寄付を決定したもの。
同社グループは被災地への支援を積極的に行っている。日本赤十字社を通じて支援金1000万円を寄付し、また同社のアジア・大洋州地域の統括会社であるブリヂストン アジア パシフィック ピーティーイー リミテッドもシンガポール赤十字社を通じて支援金5万シンガポールドル(約390万円)を寄付した。さらに、マニラ市郊外で電子精密部品を生産するグループ会社のブリヂストン プレシジョン モールディング フィリピン インクは、フィリピン赤十字社を通じて食料、水などの生活物資を寄付している。
同社グループは、「被災者の皆さまが一日でも早く平穏な生活を取り戻されることを祈念いたします」とコメントしている。
2013年12月07日