明けましておめでとうございます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
最近の世界経済に目を向けてみますと、新興国の景気減速の影響を受け力強さを欠くものの、欧米の先進国では成長率が上向き、世界経済全体では緩やかな回復基調にあるものと思われます。一方、我が国経済は、円安を追い風として輸出企業の業績回復を始め、2020年東京オリンピック開催決定に伴う明るい雰囲気の中で、輸入品価格の上昇、エネルギーコストの上昇と消費増税は、家計の購買力を低下させ、個人消費を押し下げることにもなり兼ねず、楽観できない状況にありますが、ここは公共投資のほか、企業向け減税や個人消費を喚起する諸施策に期待したいところであります。
このような事業環境の下、当社グループは「社会との共生」=「顧客起点」の企業理念のもと、お客様に真の満足と感動をいただける製品の創造とサービスの提供を通して、豊かな社会の実現に貢献して参ります。特に、省エネルギー関連製品、環境対応製品、土木関連製品、健康・コンフォート関連製品等、今後も成長が期待される分野には経営資源を積極的に投入すると共に、「グローバル化の推進」「革新」「スピード」をキーワードとして持続的な成長と企業価値の増大を目指して邁進する所存です。
変化する世界経済、そして当社を取り巻く経営環境も速く大きく変化する中で、既存の価値観に捉われず、「革新=イノベーション」を起こし、お客様の立場に立って「ものづくり」「サービスづくり」を通して、魅力ある製品・サービスをご提供させていただきたいと思います。
引続き、当社製品への変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げますと共に、新年にあたり、皆様のご多幸とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
2013年12月16日