住友化学は17日、ポリエチレン樹脂およびポリプロピレン樹脂をキロあたり16円値上げし、需要家との交渉に入ると発表した。
改定時期は2014年1月1日出荷分より。
主要原料である国産ナフサの基準価格は、ナフサ市況の高騰や円安の進行等により、2014年第1四半期はキロリットルあたり7万円を大きく超える水準となることが予想される。同社は徹底的なコストダウンに取り組んでいるが、このような原料価格の高騰に伴う大幅なコスト増は、同社自身の努力だけでは吸収しえないものであり、今後の安定供給継続のためにも、価格改定を要請するとしている。
2013年12月18日