ブリヂストン ブラジルでPSR、LTR生産を増強

2013年12月18日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは17日、ブラジル バイーア州の乗用車用ラジアルタイヤ(PSR)及び小型トラック用ラジアルタイヤ(LTR)工場の生産能力を、日産約2800本増強することを決定したと発表した。
 増強を行うのは同社のグループ会社であるBridgestone do Brasil Industria e Comercio Ltda.(BSBR)。増強が完了する2015年下期には日産約1万100本体制となる見込み。総投資額は約6300万米ドル(約65億円)を予定している。
 今回の増強は、中長期的なタイヤ需要増が見込まれる中南米市場において、PSR、LTRの供給能力を拡大するために行うもの。
 バイーア工場はブラジル、バイーア州 カマサリ産業地区に所在。敷地面積は約100万㎡。生産品目はPSR、LTR。2006年10月より生産開始。従業員数は約600人(2013年12月現在)。BSBRはブラジル サンパウロ州に所在。1923年に設立。出資比率は、ブリヂストンの100%子会社であるBridgestone Americas Inc.が100%。従業員数は約4300人(2013年12月現在)。
 同社グループは、常に変化する市場動向に迅速に対応し、顧客により高品質な商品をタイムリーに提供できる生産体制の構築を図っていくとしている。

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