東洋ゴム　東洋アメリカ会長が経営で受賞

　東洋ゴム工業は17日、北米タイヤ事業統括会社　Ｔｏｙｏ　Ｔｉｒｅ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓ　ｏｆ　Ａｍｅｒｉｃａｓ　Ｉｎｃ．会長のジム・ホーク氏が、アメリカのゴム専門誌であるＲｕｂｂｅｒ　＆　Ｐｌａｓｔｉｃｓ　Ｎｅｗｓ　によるＲｕｂｂｅｒ　Ｉｎｄｕｓｔｒｙ　Ｅｘｅｃｕｔｉｖｅ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｙｅａｒ（今年のゴム業界の経営者）に選ばれたと発表した。
　Ｒｕｂｂｅｒ　Ｉｎｄｕｓｔｒｙ　Ｅｘｅｃｕｔｉｖｅ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｙｅａｒは、北米におけるゴム製品業界において会社を成功へと導き、業界発展に寄与した経営者対象に与えられるもの。
　ホーク氏は２００４年に北米タイヤ製造会社であるＴｏｙｏ　Ｔｉｒｅ　Ｎｏｒｔｈ　Ａｍｅｒｉｃａ　Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ　Ｉｎｃ．（ＴＮＡ）副社長に就任、２００８年には外国籍従業員としてはじめて同社執行役員となった。ホーク氏の経営指導により（ＴＮＡ）は２００９年にジョージア州より“Ｇｅｏｒｇｉａ　Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｅｒ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｙｅａｒ”を受賞している。
　今回の受賞に際してホーク氏は「われわれの業界のなかで多くの方がその賞に値するなかで、Ｒｕｂｂｅｒ　Ｉｎｄｕｓｔｒｙ　Ｅｘｅｃｕｔｉｖｅ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｙｅａｒに選ばれたことは大変光栄。北米市場においてＴＯＹＯ　ＴＩＲＥＳとＮＩＴＴＯの２つのブランドが素晴らしい成長と成功ができているのは勤勉なスタッフ、最高水準にある工場、一流品質のタイヤ、そしてもちろんわれわれのお客様のおかげだと感謝している」とコメントした。