日本インシュ 遊休地をメガソーラー発電用地として活用

2013年12月20日

ゴムタイムス社

 日本インシュレーションは17日、北勢工場(三重県いなべ市)の土地の一部をメガソーラー(大規模太陽光)発電システム設置用地として賃貸し、環境負荷の少ない再生可能エネルギー利用の普及に役立てることにしたと発表した。
 同社は、低炭素型社会への実現に向けて注目されているメガソーラー発電システム施設用地として、北勢工場の遊休地をシーエナジーに賃貸した。当該発電システムは、シーエナジーが設置・運営する。
 発電した電気は再生可能エネルギー固定価格買取制度により、中部電力へ販売され、 年間746トンのCO2削減効果が見込まれる。
 同社は、メガソーラー発電システム施設用地として、同社遊休地を活用できることは、環境負荷の少ない再生可能エネルギーの普及により、環境面でも社会に役立てるものと考えている。
 2014年3月に着工し、15年1月に送電を開始する予定。設置場所は三重県いなべ市で、敷地面積は約3万㎡、開発規模は2023kW。想定年間発電量は200万kWhで、これは一般家庭555世帯分の年間使用電力に相当する。

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