山本眞が考える「これからの中小企業の在り方」第1回

2014年01月01日

ゴムタイムス社

年頭のご挨拶

 明けましておめでとう御座います。
 昨年1年間は、中小企業の事業承継のコラムを書かせていただきました。 事業承継コラムは少しでも皆様のお役にたてたでしょうか?もし、お役に立てたならば望外の幸せで御座います。
 今年1年は「これからの中小企業の在り方」について、私なりの考えを書かせて頂こうと思っておりますのでよろしくお願い致します。
 さて、話は変わりますが、昨年の後半はアベノミクス効果で金融緩和が恐ろしいほどに続きました。このため昨年の12月に入っても、今年から昨年までの株の利益に対して所得税率が20%になるにも関わらず、株価は上がり続けました。
 しかし、報道されているほど我々の仕事や生活が良くなったでしょうか?
 日々中小企業を沢山見ている私の実感としては、全くと言ってよい程感じられませんでした。
 それは何故でしょうか?
 各メディアでは様々な経済の専門家やコメンテーターといわれる人達が「大企業が景気回復を享受し、その後から中小企業がその恩恵にあずかるのだ」というような事をよく言っております。

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