中央日報によると、錦湖(クムホ)タイヤは1月3日、韓国企業では初めてタイヤに穴があけば自らその穴を埋める自動縫合タイヤ、「シーラントタイヤ」を発売すると明らかにした。
普通、走行中に釘や尖った物体の上をタイヤが通過すれば、穴があいたところから空気が抜けるが、シーラントタイヤはタイヤの内部に入っているゼリー状のシーラント層が穴があいた部位を自動的にふさぐようになっている。このように縫合されたタイヤは交換する必要なく寿命が終わるまで使用できる。ただ、シーラントのために一般タイヤに比べ10%ほど重い。
これまでシーラントタイヤ市場では40万~50万ウォン(約4~5万円)台の海外輸入製品が主に販売されてきた。現代車エクウスや起亜車K9など国産高級セダンにも輸入シーラントタイヤが使われている。今回の新製品価格は錦湖タイヤのプレミアム製品ブランド「マジェスティソルーズ」より30%ほど高い20万~30万ウォン台になる予定。
2014年01月07日