13年10月のゴム製品生産  復調の兆しが顕著に

2014年01月13日

ゴムタイムス社

 13年10月ゴム製品生産

 経済産業省がまとめた2013年10月のゴム製品生産・出荷金額によると、生産量(新ゴム消費量)は12万5771トン、前年同月比7%増となった。出荷金額も2175億2400円で同3・9増となり、生産量は8月から3ヵ月連続で増加、出荷金額は4ヵ月連続での伸長となった。これにより、1―10月累計では生産量が116万8601トンで前年同期比2・7%減、出荷金額は1兆8908億4600万円で同2・8%減となった。上期は国内自動車生産の低迷や自動車タイヤ販売の不振、工業用品類の減速など厳しい需要環境にあったが、為替円安や原材料価格の安定化傾向等などの追い風もあり、8月以降、ゴム製品生産も徐々に回復基調にある。

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