日本フルードパワー工業会の平成26年年始会が15日、東京都港区の東京プリンスホテル「サンフラワーホール」で開催され、関係省庁や日本フルードパワーシステム学会などの関連団体、会員企業から代表者らが多数参加した。
冒頭あいさつに立った脇憲一会長は、昨今の政治および経済情勢について所感を述べたあと、「日本の製造業には、世界のどの国にも負けない得意技があります。①過去から長い間に培った独自性と優位性の高い技術。②細かな調整とすり合わせで複雑なものを仕上げていく意欲。この日本の製造業の強さの源である二つの得意技を磨き、人材の育成とイノベーションへの取組みを進歩させ続けていけば、日本の製造業は輝きを取り戻し、さらに発展することができると確信しています」と強く語り、「フルードパワー産業は日本の経済とものづくりを支える重要な産業です。当工業会は、独自性や優位性に加え、創造性、独創性を生み出せる技術基盤を確立するため、日本フルードパワーシステム学会との連携を強化し、関連団体との交流を深めながら情報の収集と公開に努めて、フルードパワー産業の魅力を内外に発信していきます」と抱負を述べた。
その後、経済産業省の小川誠大臣官房審議官による来賓あいさつが行われ、新年の懇親パーティーが開催された。
2014年01月19日