独コンチネンタルは2013年度の決算結果を発表した。
それによると、売上高は大幅マイナスの為替レートの影響にも関わらず、前年比微増の333億ユーロ(約4兆7000億円)。調整後EBITは37億ユーロ(約5222億円)。調整後EBITマージンは11・2%となり、13年度の目標を達成している。14年度は5%増収を目指す予定。
同社のデゲンハート最高経営責任者(CEO)は、「我々の強いコミットメントが報われました。私たちは南ヨーロッパと一部の新興市場の景気低迷を上回り、ユーロ高に伴う7億ユーロもの(約988億円)為替差損の影響を受けながらも成功を収めることができました」とデトロイトでの自動車ショーで語っている。
同CEOは、「14年度の総重量6トン以下の自動車の世界の生産台数が13年の8300万台から約8500万台に増加すると予想しています。これに基づき、14年の売上高目標を前年度比で5%増となる350億ユーロ(約4兆9396億円)に設定しました。同時に、調整後EBITは2ケタの伸びを達成したい」としている。
同社は3月6日に、業績に関する暫定データを発表する予定。
2014年01月24日