日本ゴム工業会 ミャンマーゴム協会と覚書  

2014年02月03日

ゴムタイムス社

 ゴム・タイヤ産業にとって天然ゴムの安定調達と市場価格の安定化は大きな課題であるが、日本ゴム工業会及び日本ゴム輸入協会は、昨年11月に今後、天然ゴムの主要産出国となっていくことが予想されるミャンマーの天然ゴムについて、ミャンマーゴム協会との間で「今後の協力関係の構築に関する覚書」締結に調印した。新たな天然ゴム供給源の確保へ繋がるものとして期待が持たれる。

 日本ゴム工業会は一般財団法人海外産業人材育成協会(HIDA)」が実施する「ゴム品質規格向上支援」事業に参画、2月10日から10日間にわたりミャンマーゴム協会の「ゴム品質規格向上支援」を目的としてゴム専門家2名を派遣する。派遣は昨年11月に続き2回目。
 専門家2名は①天然ゴムサプライチエーンの現状調査(農園、加工工場、試験場、ゴム製品製造業等)②現地天然ゴム産業界、改善事例制定に向けた対象企業との意見交換(生産の現状・予測、既存の取り組み、現地政府の支援等)を行う。

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