2013年も原材料をはじめゴム製品の値上げが相次いだ。昨年下半期(7―12月)における原材料メーカーおよびゴム製品メーカーの値上げアナウンスは別表の通り。合成ゴム・TPEの価格修正では、昨年上半期に値上げした同じ製品を再度値上げするケースも見られた。不安定な中東情勢が続いたことによる原油・ナフサ価格の高騰と原燃料価格の上昇、円安の進行によるコスト高が自助努力の限界を遥かに超えているとして、メーカー各社は「安定供給と事業を維持継続するためには価格転嫁せざるを得ない」と事情を説明している。
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