アタカ大機の2014年3月期第3四半期連結決算は、売上高が217億8700万円で前年同期比2・2%減、営業損失10億9000万円(前年同期は営業損失7億6400万円)、経常損失8億3800万円(前年同期は経常損失6億5600万円)、四半期純損失8億1400万円(前年同期は四半期純損失7億1200万円)となった。環境装置の利益率低下及び産業装置の売上高減少が影響し、減収減益となった。
セグメント別の概況は、環境装置部門では、売上高は廃棄物・リサイクル施設が増加し18億29000万円、同8・1%増、営業損失は7億5900万円(前年同期は営業損失3億7200万円)となった。同社グループの環境装置においては、売上高が通常第4四半期連結会計期間に集中するのに対し、人件費その他の固定費は平均的に発生するため、業績に季節的変動がある。
産業装置部門では、売上高は電解装置の減少が影響し34億2000万円で同27・8%減、営業損失は3億6300万円(前年同期は営業損失3億4200万円)となった。
その他部門では、売上高は7600万円(同87・8%減)、営業利益は3200万円(前年同期は営業損失4800万円)となった。
通期の連結業績予想は、売上高が380億円で前期比2・2%増、営業利益が1億円で同87・7%減、経常利益は3億2000万円で同66・2%減、純利益は5000万円で同90・7%減を見込んでいる。
2014年02月04日