日本ゼオンの2014年3月期第3四半期決算は、売上高が2235億1400万円で前年同期比19・8%増、営業利益は244億7000万円で同42・7%増、経常利益は272億4700万円で同58・1%増の大幅な増収増益となった。四半期純利益は171億2400万円で同52・6%増。
市況の軟化はあったものの、エラストマー素材や光学フィルムなどの販売数量の伸びが大きかったことと、為替差益により、売上高は2ケタの伸びを確保した。
営業利益についても、市況の軟化、原料・原価の高騰などマイナス要因はあったが、販売数量の伸びと為替差益、コストダウンにより大幅増となった。
2014年02月10日