ニッタの2014年3月期第3四半期連結決算は、売上高は416億2600万円で8・3%増となった。営業利益は24億2900万円で113・5%増。経常利益は57億5000万円で41・4%増。四半期純利益は41億8400万円で同30・2%増となった。
同社グループの主要需要業界においては、自動車や半導体業界などの設備投資意欲の改善などで工作機械メーカーや半導体製造装置メーカー向けの需要が堅調となった。また、欧州やアジア地区での金融機器業界向けも堅調に推移した。
営業利益は原価低減努力や円高修正の影響などにより2倍以上に、経常利益は持分法適用会社の業績が堅調に推移し、2ケタ増。結果、増収増益となった。
通期の連結業績予想は、売上高が545億円で前期比7・3%増、営業利益が25億円で同158・5%増、経常利益が67億円で同36・9%増、純利益は50億円で同29・9%増を見込んでいる。
2014年02月10日