相模ゴムの第3四半期 ヘルスケア好調で増収増益

2014年02月14日

ゴムタイムス社

 相模ゴム工業の2014年3月期第3四半期連結決算は、売上高は32億5400万円で前年同期比5・4%増、営業利益は2億6800万円で同6・9%増、経常利益は為替差益1億3400万円を計上し、4億4700万円で同49・1%増、四半期純利益は3億1600万円で同62・0%増となった。
 セグメントの業績は、ヘルスケア事業では、国内においてポリウレタン製コンドームが堅調に推移し、サガミオリジナルゼロゼロワンを東京都内にてテスト販売を開始したことや円安による輸出販売金額の増加などにより、売上高は21億3200万円、同9・1%増、営業利益は5億3300万円、同30・6%増となった。
 プラスチック製品事業では、さらなる原価削減や付加価値品の開発を進めたが、原油価格や円安に伴う原材料価格上昇分の転嫁が遅れたことなどにより、売上高は9億4600万円で同0・9%減、営業損失は2100万円(前年同期は営業利益2500万円)となった。
 その他の事業の入浴・介護サービス等の売上高は1億7500万円で同1・8%減、営業損失は1100万円(前年同期は営業損失900万円)となった。
 通期の連結業績予想は、売上高が42億円で前期比4・4%増、営業利益は3億円で同1・0%減、経常利益は3億5000万円で同23・6%減、純利益が2億1000万円で同30・9%減を見込んでいる。

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