ゴム株ウィークリー ブリヂストン、5%増益予想で失望売り(2/17~21)

2014年02月25日

ゴムタイムス社

 2月17日~21日の株価を振り返ると、21日の日経平均は、前週末比552円64銭高の1万4865円67銭で反発した。
 週前半は国内の13年10―12月期GDPが予想を下回ったものの、火曜日に日銀が金融政策決定会合で資金供給規模を2倍に増やすと決めたことを受けて株価は大きく上昇。週央はその反動と米国市場の軟調な流れを受けて下落、週後半は為替が円安に振れたことなどから、3週間ぶりの高値を付けて引けた。
 ゴム関連企業32社(当社選定)は堅調な動きとなり25社が上昇、1社が横ばい、6社が下落した。ゴム平均株価は同14円高の904円で続伸した。
 タイヤ4社では、ブリヂストンが同42円安の3620円で反落、住友ゴム工業が同12円高の1350円で反発、横浜ゴムが同58円高の969円で続伸、東洋ゴム工業が同83円高の716円で続伸した。ブリヂストンは18日、13年12月期決算で2期連続最高益更新を発表したが、今期の営業益予想5%増がコンセンサス※を下回ったため、失望売りが出て下落となった。

 

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