日本ベルト工業会は13年のコンベヤベルトと樹脂ベルトの需要先別販売実績比率を発表した。
それによるとコンベヤベルトの需要先別販売実績比率は、国内合計が前年比3%増の49・9%、輸出が同22%増の50・1%となった。同工業会によれば、輸出が年間で5割を超えた記録は、過去20年の統計を遡っても確認できなかったとのことだ。
前半は資源国向けの需要が好調で「輸出主導型」となり、後半は国内の公共事業投資が増加して内需が回復した反面、資源国の景気減速や生産調整などが響いて輸出が減少し「内需主導型」となった。
主な需要先では、高炉8社が全体の19・9%を占めて同16%増、震災復興需要が堅調な鉄鋼関連が同4%増、
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