日立CMなど 充電スタンドを発売 EV向けで取り扱い性向上

2011年09月05日

ゴムタイムス社

 日立コンシューマ・マーケティング㈱は、日立電線㈱および日立オートモティブシステムズ㈱の100%子会社、トキコテクノ㈱製の電気自動車およびプラグインハイブリッド車向けの充電スタンド「エネタス」を11月より発売すると8月24日、発表した。

 「エネタス」は、トキコテクノ製のスタンダードタイプと日立電線製のスリムタイプのラインアップ。スタンダードタイプは、企業の駐車場や店舗、公共施設など、多くの人が行き交う場所に設置できるようロック機能を搭載している。また、上位機種には液晶パネルを装備し、最大100件のIDの登録とID別の使用履歴の管理が可能。
 一方のスリムタイプは、家庭や個人事業者などでの使用を想定した製品。奥行き11・5cmで狭いスペースにも設置が可能で、充電コネクタやケーブルも本体に収納することができる。このスリムタイプは今年2月に発表した製品を機能面に加えて操作性、収納性を一段と向上させて発売する。
 日立CMなど3社は、今後も連携して充電インフラの充実に取り組む。

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