島津製作所は3月7日、固定資産を譲渡する旨の取締役会の決議を行ったと発表した。
これに伴い、同社は2月7日に公表した平成26年3月期通期の連結業績予想について修正を行った。
同社は、主要な事業の成長を目指し、経営資源の有効活用を図るため、賃貸用不動産である京都市右京区西院追分町25番地1、2、4、5の土地4万6973・92㎡および建物を、譲渡価額135億円で譲渡を行った。帳簿価額は47億5700万円、譲渡益は87億円。譲渡先は国内の一般事業者としている。譲渡契約締結日は3月27日を予定。
同社は、同譲渡により、平成26年3月期において、87億円の固定資産売却益を特別利益として計上する見込み。これに伴い、純利益が前回発表予想を上回る見通しとなったため、前回の40億円から90・0%増加の76億円へと修正を行った。
2014年03月10日