日本ゴム工業会がこのほどまとめた2013年年間の合成ゴム品種別出荷実績によると、国内出荷の落ち込みを輸出出荷がカバーし、148万8511t、前年比103・5%となった。13年度からCR、IIR実績値が統計から除外されたが、参考値実績を加えた13年の総出荷量は174万7379tとなり、同一基準で前年比104・4%の伸びとなった。
13年合成ゴム品種別出荷実績
国内出荷は自動車タイヤ、ベルト、ホース製品のゴム工業向けが70万732t、前年同期比100・4%、紙加工用、プラスチック用向けのゴム工業外向けが23万7610t、同97・9%となり、国内出荷合計では93万8342t、同99・7%のほぼ横ばいにとどまった。
ゴム工業向けは景気回復に伴い昨年9月以降からタイヤをはじめとする工業用ゴム製品需要の回復で出荷も堅調推移したが、
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