原料メーカー各社の3月期第3四半期決算

2014年03月10日

ゴムタイムス社

 合成ゴム・エラストマー動向 シリコーン、フッ素は堅調推移

 合成ゴム及び化学メーカーの2014年3月期第3四半期決算から合成ゴム、エラストマー事業の現況をピックアップした。各事業部の売上高にエラストマーの売上高が含まれている。

◆JSR
 合成ゴム販売は自動車生産及び自動車タイヤ生産が伸びず、販売数量はほぼ前年同期並み。海外向け販売数量も前年同期並みの水準。利益は海外子会社で新工場立ち上げに伴うコスト増があり、前年同期を下回った。

◆日本ゼオン
 合成ゴム販売は海外子会社における市況の悪化等の影響があったものの、円安を背景にした拡販が奏功し販売数量を伸ばし、売上高は前年同期を上回ったが、営業利益は前年同期を下回った。

◆三井化学
 北米を中心とする自動車用途の需要拡大により、エラストマー、機能性コンパウンド等で拡販。

◆旭化成ケミカルズ
 ポリマー系事業は、ポリエチレンなどが原燃料価格の高騰による影響を受けたが、

 

全文:約1029文字

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー