日本ホース金具工業会がまとめた上期のホースアセンブリ需要実績は、328億8100万円で前年同期比17%増加した。
品種別では、産業用ゴムホースは1―3月計で同36%増、4―6月計で同28%増と続き、上期は212億8400万円で同32%増となった。同ホースは中国・アジアを中心とした新興国および資源開発国向けの需要が大幅に増加していることが要因。
自動車用ホースは、3月の震災以降、自動車の大幅な減産の影響を受けたが、徐々に自動車の部品不足による生産が回復している。その結果、上期57億3100万円、同18%減少と減少幅を縮めた。
樹脂ホースは1―3月計で同29%増、4月―6月計で15%増となり、上期は31億2900万円、同22%増となった。
付属金具は27億3638万円で同17%増加した。
7月のホースアセンブリ需給実績によると、56億2500万円で、前年同月比は横ばいとなった。
品種別では、産業用ゴムホースは34億8700万円、同微増となり、本年1月から7ヵ月連続増加した。自動車用ホースは11億9800万円、同0・6%減、樹脂ホースは5億4000万円、同5・0%増加した。