三菱化学は3月14日、C4誘導品(1,4ブタンジオール、1,2ブタンジオール、テトラヒドロフラン、ポリテトラメチレンエーテルグリコール)について、値上げを実施することとし、取引先との交渉を開始すると発表した。
値上げ幅はいずれもキログラムあたりで、1,4ブタンジオールが 15円、1,2ブタンジオールが15円、テトラヒドロフランが20円、ポリテトラメチレンエーテルグリコールが20円。3月24日出荷分より実施される。
同社は値上げの理由について、原油価格の上昇と円安の影響を受けて国産ナフサ価格が騰勢を 強めている状況下で、電気・蒸気等の用役コスト、副原料価格も上昇しており、これらのコスト上昇分が自助努力での吸収の許容範囲を超えているためとしている。
2014年03月17日