東レ・ダウコーニングは3月18日、「サイエンスヒルズこまつ」で体験型展示ブースの展示(dowcorning.co.jp/siliconeman)を開始すると発表した。
石川県小松市が運営する「サイエンスヒルズこまつ」は3月22日にグランドオープンする。同展示は「ひととものづくり科学館」の「ワンダーランド」エリア内で行われる。
同展示では、シリコーンが持つさまざまな機能のうち、5つの機能に焦点をあてて、「私たちの暮らしを支えるシリコーン」と「未来に貢献するシリコーン」の2つのコンセプトを通して、シリコーンの無限の可能性を紹介。前者は、シリコーン製キャラクター「シリコーンマン」を用いたミニ実験やシリコーンを使用した製品の展示で、暮らしにどのようにシリコーンが役に立っているかを紹介するもの。後者は、サステナブルな社会の実現に向けた先端的技術にもシリコーンが使用されていることをパネルで紹介する。
同社は、製造拠点地域の社会貢献に継続的に取り組んでいる。今回はその一環として、小松工場がある石川県小松市の地域社会活性化、青少年の科学教育への貢献を目的に、同科学館の展示に参加する。
サイエンスヒルズこまつ(science―hills―komatsu.jp)は、「科学と交流のまち」の拠点として、石川県小松市が運営する施設。「ものづくり精神の継承と科学技術意識の啓発」を目的とした「ひととものづくり科学館」と「未来に向けた地域の活性化と産業振興」を目的とした「こまつビジネス創造プラザ」の2つの施設で構成されている。「ひととものづくり科学館」は、「3Dスタジオ」、ものづくりの現場と科学の原理を融合した体験展示場の「ワンダーランド」、産業、生活科学、環境技術などでロボットづくりや科学工作を実施する「フューチャーラボ」、先端技術、自然科学、環境科学などいろいろなテーマで科学実験を実施する「ミラクルラボ」を展開している。
2014年03月19日