東部ゴム商組のべルトホース部会は3月13日、東京・銀座のホテルモントレ銀座でべルトホース商工懇談会を開催した。(本紙既報)
懇談会では、第17回ベルト流通動態調査の結果概要が説明された。隔年で実施される同調査は、同組合ベルト部会員企業25社および同部会選定の組合員企業17社の計42社を対象に、13年下半期の期間を調査対象としたもので、回答率は74%。ベルト製品を伝動(V形、歯型、特殊)、搬送(ゴム、樹脂)に分類し、売上や価格、販売上の問題点など11の設問で回答を求めた。
〈13年下半期の売上と市場価格実績〉
売上では前回(11年実施)と同様、すべての品目について「横ばい」が最多回答となった。
品目別に見ると、伝動V形ベルトでは「順調に伸長(110%以上)」「ほぼ順調(105%程度)」「横ばい」の上位3項目が全体の68%を占め、前回(72%)と同程度の実績となった。伝動歯形では「やや下落(95%程度)」「下落(90%程度)」「かなり下落(85%以下)」の下位3項目が増加した一方、
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