日本グローブ工業会が先にまとめた2013年のゴム・ビニール手袋国内販売量によると、家庭用手袋は合計9881万5000双で前年比1・6%増となり、2年連続の増加となった。07年以降では最高の実績となったが、その間に使いきりの一般極薄手袋の市場拡大もあり、04~06年当時の1億双の大台には達していない。
作業用手袋は合計1億3502万1000双で同3・7%増となり、4年連続で増加するとともに、過去10年間で最高の実績となった。
医療用手袋では、手術用が7665万5000双で同0・5%減と微減だったものの、前年実績が高かったこともあり、漸増傾向に変わりはないと判断している。
堅調に推移するゴム・ビニール手袋だが、手袋業界は海外生産シフト率が高く、円安のデメリットと東南アジア各国の人件費高騰の影響をまともに受けており、
2014年03月31日