住友ゴム工業は3月24日、兵庫県が推進する「企業の森づくり事業」に参加し、高砂市阿弥陀町に新たな「GENKIの森」を開設、3月22日に森びらきイベントを開催したと発表した。
同社グループでは、樹木によるCO2の吸収で地球温暖化防止に貢献するだけでなく、生物多様性保全を考え、地元で集めたどんぐりを育て植樹する全社活動「どんぐりプロジェクト」を推進している。その一環として、国内9ヵ所にある「住友ゴムGENKIの森」に育成した苗木の植樹を行っている。
加古川工場(兵庫県加古川市)では、2010年から同工場内でどんぐりから育成した苗を高砂市の鹿島・扇平自然公園内に植樹している。今回、兵庫県が進める「企業の森づくり事業」の場として、2011年の山火事で広範囲に渡り緑が失われている同自然公園内の一部で、植樹活動を行うことになった。
3月22日9時から、兵庫県、高砂市、県緑化推進協会等関係者約70名が参加し、森びらきの式典を開催した。式典終了後は、学童保育の運営を行っているNPO法人高砂キッズ・スペースの小学生約20名と一緒に、持参した苗木、合計約200本を植樹した。
同社グループは、これからもグローバル企業としての社会的使命を果たすため、広く地域・社会に貢献し、期待され信頼され愛される企業として、新しい価値を創出し、持続可能な社会の発展に貢献していくとしている。
2014年03月25日