ゴム連合の2014年春季生活改善取り組みは、労使交渉のヤマ場(3月13~17日)を越え、27日現在で30組合が賃金要求で妥結(回答、妥結方向含む)した。タイヤ4社は12~17日にかけて満額回答で妥結(ブリヂストンは妥結方向)したが、賃金底上げを盛り込んだ組合では、妥結に時間を要する傾向が見られた。ゴム連合では、3月末を全単組解決期限に定めており、全組合の妥結を目指す考え。
ゴム連合がまとめた春の生活改善取り組み状況では、60組合中、50組合が賃金についての要求を提出し、27日現在で30組合が妥結(回答、妥結方向含む)した。
業種別にみると、タイヤは住友ゴムが35歳標準で6200円の要求に対し、賃金改善平均2864円(満額)で14日に妥結。横浜ゴムは賃金改善平均2560円の要求に対し、満額で12日に妥結。東洋ゴムは35歳標準で4100円の要求に対し満額で14日に妥結。ブリヂストンは35歳標準で5600円の要求に対し、
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