東洋ゴム工業は3月27日、同社の米国タイヤ販売子会社Nitto Tire U.S.A. Inc.が、4月4日に開幕する2014年度米国ドリフトシリーズ「Formula DRIFT(以下フォーミュラD)」に、「Team NITTO」として参戦すると発表した。第1戦は4月4日にカリフォルニア州のロングビーチで開催され、その後6戦が全米各地で行われる予定。
2004年に米国で誕生した同レースは、市販車をベースにチューニングしたマシンで競うドリフト競技。日本発祥のドリフト競技「D1グランプリ」をルーツとしながら、米国ならではの独自のコース設定(各地オーバルトラックや市街地での開催)が特長的で、コアなファンはもちろん一般的なモータースポーツファンまで幅広い層に人気がある。
また、米国以外に「Formula DRIFT ASIA」としてアジアで拡大展開されるなど、熱狂の拡散が始まっている。さらに今年は、日本でのフォーミュラD・エキシビジョンマッチ開催が実現するため、国内でもその迫力に触れる機会が生まれる(7月=富士スピードウェイ、12月=岡山国際サーキット)。
2014年度シリーズ戦では、Vaughn Gittin Jr.選手、Chelsea DeNofa選手、Matt Field選手、Odi Bakchis選手の4選手をTeam NITTOがサポートし、シリーズ・チャンピオンに挑戦する。全選手のマシンには「NITTO NT05」が装着される予定。
同チームの活躍は、モータースポーツスペシャルサイトにてライブで動画配信する予定。また各レースの模様や結果に関しては、Nitto Tire U.S.A.のWebサイト、Facebook、TwitterおよびNITTOが運営する自動車専門ブログ「DrivingLine.com」でも発信していく予定。
2014年03月31日