ブリヂストン 2014年入社式を開催

2014年04月02日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは4月1日、同社グローバル研修センターにおいて2014年度入社式を開催した。
 開発企画職98名(事務系38名、技術系60名)の新入社員に向けた津谷正明CEOの講話は以下の通り。
 ブリヂストングループを代表して新しい仲間になる皆さんを歓迎します。
 学生とは異なり、今日から皆さんは報酬をもらうプロフェッショナルである。それに伴い、責任も重くなる。また、社会的存在として、社会のルールの中で生きていることを認識して行動してほしい。
 組織にはそのルールがあり、組織体が合理的・機能的に動くために役割がある。それぞれ期待されていることや立場があることを組織人として認識してほしい。また、自分が上の立場だったらどうするのかを常に考えてほしい。そのことが自分を成長させる上で非常に重要となる。
 自分とは全く違う背景や考えを持つ人たちと人間関係を構築していくことが必要になる。特に必要なことはコミュニケーションである。毎日顔を合わせている相手でもお互いに誤解をする。自分の考えを相手に伝え、相手の言っていることを理解するためには努力が必要であることを認識してほしい。
 グローバル化は避けようのない現実。コミュニケーション、情報は瞬時に世界中を飛び回り、ヒトやモノの動きも早くなっている。そのなかでグローバルなビジネスを行うには英語が必要となる。英語は時間をかければ誰でも上達する。今日から少しずつ積み重ねていってほしい。
 個人として自立することが色々な場面で求められていることを理解してほしい。また、これまで以上に苦しいことや難しいことに直面すると思うが、それを乗り越えることで人は大きく強くなる。そして学ぶ姿勢、向上心を常に持ってほしい。
 ブリヂストンは、経営の最終目標である「真のグローバル企業」、「業界において全てに『断トツ』」の達成を目指し、その変革の途上にある。そのなかで一人ひとりにも変革を求めていく。
 職業人として、社会人として、ブリヂストンの社員としてこれから長い人生が始まる。会社の仕組みの中でできることは支援するが、そのなかでどのような人生を送るかは一人ひとりの努力にかかっている。

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