相模ゴム工業の3月期第1四半期連結決算は、売上高9億9700万円、前年同期比11・2%減、営業利益2000万円、同87・0%減、経常利益6900万円、同42・0%減の減収減益となった。四半期純利益は3200万円で同37・4%減となった。
〈ヘルスケア事業〉
国内のコンドームにおいては消費自制や軟弱な販売価格の影響を受け、また海外においては薄膜化したポリウレタン製コンドームの拡販に努めた。 以上の結果、同事業の 売上高は5億7300万 円、同18・6%減、営業利益は7400万円、同63・8%減となった。
〈プラスチック製品事業〉
震災直後の受注増はあったものの、震災より値上げ活動を抑制したため、以前からの原料価格の高止まりを吸収することができなかった。 以上の結果、同事業の 売上高は3億5700万 円、同5・0%増、営業 利益は1700万円、同20・8%減となった。
〈その他〉
入浴・介護サービス等の事業で、売上高は6600万円、同14・7%減、営業損失400万円。
中間期の業績予想は、 売上高20億1000万円、前年同期比14・9%減、営業利益は7000万円、同74・1%減、経常利益8500万円、同49・1%減、中間期純利益は4500万円で 28・9%減を見込んでいる。