日本ミシュラン　サーキットタイヤ新製品を発売

　日本ミシュランタイヤは４月３日、サーキットタイヤ「ＭＩＣＨＥＬＩＮ　Ｐｉｌｏｔ　Ｓｐｏｒｔ　Ｃｕｐ　２」を５月１日より順次発売すると発表した。
　同製品はウルトラハイパフォーマンススポーツカー向けにサーキットでのスポーツドライビングを楽しんでもらうことを目標に開発されたタイヤ。発売サイズは19インチから21インチの計11サイズ。世界的に増加傾向にあるウルトラハイパフォーマンスカーを主なターゲット車種とし、サーキット走行でのタイムアップを主眼に置きながらも、一般公道の走行に必要な性能を犠牲にしないタイヤ作りを目指し開発した。
　同社はその高い目標を達成するために、耐久レースで培った最新の技術を投入するだけでなく、世界のウルトラハイパフォーマンスカーメーカーと開発初期の段階から共同開発を行うことで、様々なメーカー独自の思想や基準に応えることのできる高いトータルパフォーマンスを持った製品開発を実現させた。
　製品の特徴は、トレッドのアウトサイドとインサイドで異なるコンパウンドを採用、サーキットにおいて高いパフォーマンスを発揮するＢｉ―Ｃｏｍｐｏｕｎｄ、アウトサイドショルダー部に摩耗を抑制する補強材を採用、サーキットでの耐久性・長寿命を実現したＴｒａｃｋ　ｌｏｎｇｅｖｉｔｙ　ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ　２．０Ｒ、従来のＰｉｌｏｔ　Ｓｐｏｒｔ　Ｃｕｐに比べ＋23％の深溝（５・４ｍｍ）を採用し、対ハイドロプレーニングに配慮したＡｑｕａ　Ｄｅｅｐ　Ｇｒｏｏｖｅが挙げられる。