オーサカゴム(大阪市天王寺区 八尾巍社長)の13年度のゴム板売上げは、上期は不振だったものの、10・11月頃から回復軌道に乗り、2・3月に急回復した。このため、当初の通期予想は前年比95%程度だったが、ほぼ横ばいになることが見込まれている。
その要因は定かではないものの「アベノミクスによる経済効果が多少波及してきたのかもしれないが、消費増税前の短期的な駆け込み需要は確実にある」(八尾社長)。
14年度については「産業全体がどうなっていくかが不透明なので予想するのは難しいが、厳しい見方をしている経営者が多いのでは」と八尾社長は感じている。
国内のゴムシート市場は最盛期の6~7割程度に縮小している。そうした中で、
全文:約1099文字