4月7日~11日の株価を振り返ると、11日の日経平均は、前週末比1103円72銭安の1万3960円5銭と反落した。
週前半は、日銀の金融政策決定会合で現状維持が発表されたことや円高の進行などにより、株価は下落した。週央から週後半にかけて、米国株上昇の影響によりやや戻したが、米国市場が急落し、さらに円高が進むと11日には年初来安値を更新する1万3885円11銭をつけ、1万4000円を割り込んだまま大引けを迎えた。
ゴム関連企業32社(当社選定)は全面安となり31社が下落、上昇は1社のみだった。11日のゴム平均株価は同48円安の846円と反落した。
タイヤ4社では、ブリヂストンが同248円安の3525円と反落、住友ゴム工業が同24円安の1369円と反落、横浜ゴムが同49円安の909円と反落、東洋ゴム工業が同28円安の728円と反落した。
自動車用ゴムでは、ニチリンが同160円安の1140円と反落した。
合成ゴムでは、JSRが同117円安の1797円、日本ゼオンが同10円安の945円とともに反落した。
産業用ゴムでは、ニッタが同8円高の2012円と続伸した。ニッタは13年度の営業益予想を上方修正したものの3月31日に年初来安値の1880円をつけていたが、値ごろ感などから少しずつ上昇基調に転じ、ゴム32社で唯一上昇した。
その他では、東海カーボンが同14円安の324円と続落した。
2014年04月15日