ブリヂストン 米国防振ゴムの価格操作で幹部起訴

2014年04月21日

ゴムタイムス社

 米司法省は4月15日、米ワシントン州クリーブランド連邦大陪審が車用防止ゴム部品の価格操作に関して共謀したとして、ブリヂストンの現職幹部1人と元幹部2人を起訴したと発表した。
 3人は2001~2008年にかけ、トヨタ自動車、日産自動車、スズキ、富士重工業などの日本メーカー向けの防振ゴム部品の販売価格を他社と共謀して維持し、競争を抑制した罪により告発されている。
 ブリヂストンは同価格操作について2月13日に罪を認め、4億2500万ドルの罰金を支払うことに同意した。また、同件については32人が政府の調査により起訴され、これまでに26社が総額22億9000万ドル(約2300億円)以上の罰金を支払うことに同意している。

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