豊田合成は4月18日、2013年度末までに工場などで使用する高天井照明(水銀灯等の高輝度放電ランプ)約1000台を自社製LEDを使用した高天井照明に切り替えたと発表した。
これは第5次環境取組みプラン(2011~2015年度)の実施事項によるもので、これにより平和町工場など国内5事業所における全ての照明をLED照明に切り替えた。
同社は電力消費を抑えてのCO2低減とLEDメーカーとしてLED照明の普及・啓発することをねらいに「社内照明のLED化」に取り組んでおり、既に2012年度末までに「蛍光灯タイプ(約7万本)のLED化」は完了していたが、新たに「高天井照明(約3000台)のLED化」に着手し、活動の初年度となる2013年度は約1000台を切り替えた。
今後は、2015年度末までに残る約2000台のLED化を推進し、国内全事業所における全ての照明をLED照明に切り替える計画。
高天井照明(水銀灯等の高輝度放電ランプ)のLED照明化は3月までに実施された。切替台数は9事業所合計で960台。ピーク電力低減効果は約260kW、CO2低減効果は約500t―CO2/年(水銀灯照明比約66%低減)。LED化を完了した国内5事業所は平和町工場、北島技術センター、西溝口工場、福岡工場、佐賀工場。他の4事業所は一部切り替えとなっている。
2014年04月18日