第5回 高機能フィルム展開催② ゴムロール各社が独自技術提案

2014年05月12日

ゴムタイムス社

 「第5回 高機能フィルム展」が4月16日〜18日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。(本紙既報)
 同展示会に出展したゴム・樹脂関連企業は次の通り。

◇テクノロール
 オフセット印刷で培ったゴムロールのノウハウを他業種に展開する目的で出展。各種ロールの他、付加価値として機械装置「ARC―Ⅱ」を展示した。同装置は各種ローラ・ベルトの自動洗浄装置で、ラインに合わせた自由設計が可能。
 また今回新製品として、軟質粘着ベルトを使用したプロテクトフィルム剥がし「リムーブ」を初展示。ワーク表面についた保護フィルムを自動的に剥がす装置で、ベルトコンベヤには常温で粘着性ゴム材料を吹き付けている。来場者は「ありそうでなかった製品だ」と説明に聞き入っていた。同社は今後も周辺機器との組み合わせで、自社製品の拡販に努めるとのこと。

◇都ローラー工業
 印刷・工業用ゴムロールを多数展示した。電気絶縁性、高硬度、環境規制対応(ドライプロセス)、低摩擦、親水性、耐薬品性に優れた注力商品「DLCコーティングロール」をはじめ、長年培ってきたノウハウと技術、智恵を生かしたオリジナル製品を紹介。ロールに関する様々なトラブルに対応できる同社の技術力を訴求した。
 ブースで陣頭指揮を執った町田憲重社長は

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