プラス・テク(茨城県稲敷郡阿見町 井﨑一夫代表取締役社長)の13年度のホース事業について下半期は好調で、特に3月は消費税増税の駆け込み需要から売上が突出して伸び、上半期の不調をカバーした。通期の売上は前年比で微増となり、利益はほぼ横ばいとなった。
製品別で見ると、高圧用エアホースは堅調な動きを見せた。耐圧ブレードホースとサクションホースは10月以降に需要が回復して前年を上回り、サクションホースは土木関係で需要が伸長した。止水板は1年を通じて低調に推移した。
14年度については、消費増税後の反動減により4月は売上が減少している。「反動減がやや落ち着くと思われる6月あたりから、需要がどのような動きを見せるか注視していきたい」(同社)とのことだ。
同社の主力商品である耐圧ブレードホース「テクノブレード」は、様々な機械に組み込まれると同時に、補修部品や取り換え部品としての需要が大きい。機械メーカーの生産設備投資が増えたり、工場の稼働率が上がるかどうかが需要に大きく影響する。
釘打ち機などに使用される高圧エアホースについては、消費増税後の住宅ローン減税の控除額アップなどの施策により、住宅需要がどう動くかが鍵となる。
また、ホースの需要は天候にも左右され、
2014年04月26日